大阪万博 あと1年なのにチケット販売6%
4月13日、2025年大阪・関西万博の開幕まで1年となった。だが、万博への期待や関心は高まらず、前売り入場券の売れ行きは伸び悩んでいる。
前売り入場券は、2023年11月末、開幕500日前に合わせて販売開始。だが、万博協会が12日に公表したところでは、10日時点の販売枚数はおよそ130万枚。企業購入分700万枚はめどがついたとしているが、これを除けば、販売目標2300万枚の6%以下となっている。
大阪万博、あと1年なのにチケット販売6%、海外パビリオンは建設者決まらず…吉村知事「やりきります」強弁に高まる不安 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] (smart-flash.jp)
マスコミでは、2025年に大阪・関西で開催予定の万博に関して、一年前の段階で直面している困難について報じています。万博の開幕まで1年となりながら、チケット販売は目標の6%に留まっており、海外パビリオンの建設も遅れが見られる状況です。
現状のポイントを要約すると以下のような感じです。
- チケット販売状況
- 万博の前売り入場券は、2023年11月に販売が開始されましたが、目標の2300万枚に対して、現在の売れ行きは約130万枚となっています。これは、企業購入を除くと目標の6%以下です。
- 費用の高騰
- 会場整備費や運営費が当初の予算を大きく超えており、これが批判の声を強めています。特に、能登半島地震などの影響もあり、万博開催に対する否定的な意見が増加しています。
- 海外パビリオンの遅れ
- 当初予定されていた56施設の海外パビリオンが48施設に減少し、そのうち16施設の建設者が未定です。海外パビリオンは万博の魅力の一つであるため、この遅れがチケット販売にも影響していると考えられます。
- 運営の不安
- 運営費用は主にチケット収入で賄われるため、売り上げが伸び悩むと赤字が発生するリスクがあります。赤字が発生した場合の対応が明確でないことも不安を増しています。
- 公的な反応
- 大阪府の吉村洋文知事は、遅延や中止を考慮せずに「やりきります」と公言していますが、これに対してSNS上での批判的な声が多く挙がっています。これは、公費を投じての運営に対する責任と国民の負担を懸念する声です。
万博の前売りチケットの売れ行きが伸び悩んでいる背景には、公共事業の費用超過、建設遅延、および公衆の関心の低さが挙げられます。これらの要因が、開催への不安を高めている状況です。雲行きがどうも怪しい大阪万博ですが、果たしてどうなるのか?目が離せませんね。