【万博ピンチ?】大阪・関西万博 海外16パビリオンで建設業者未定

大阪・関西万博 海外16パビリオンで建設業者未定

2025年4月開幕の大阪・関西万博をめぐり、参加国・地域が独自に設計・建設する「タイプA」パビリオンが当初予定していた56施設から、全体の1割超にあたる8施設が減り、48施設になったことがわかった。また48施設のうち、約3割にあたる16施設の建設事業者がいまだ決まっていない。着工したのは、12日時点で14施設にとどまる。

海外16パビリオンで建設業者未定 万博まで1年、着工は14施設(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

2025年に開催される大阪・関西万博について、特に「タイプA」パビリオンの建設状況が順調でないようです。

タイプAパビリオンは、各参加国が独自に設計・建設する施設で、1970年の大阪万博で見られたような象徴的な建築物です。これらのパビリオンは展示物そのものとしても魅力的で、「万博の華」とも呼ばれます。

原因の主なポイントは以下の通りです。

  • 施設数の減少
    元々計画されていた56施設から8施設が減り、現在48施設のみが計画されています。これにより万博の魅力が少し影を落とすかもしれません。
  • 建設事業者未決定
    48施設のうち、約3割にあたる16施設の建設事業者がまだ決まっていません。これは準備に大きな遅れがあることを示しています。
  • 建設の遅れ
    着工が進んでいるのは14施設のみで、人手不足などの理由から建設が難航しています。この遅れが明らかになったのは昨年の7月です。
  • タイプの変更
    一部の国ではタイプAから他のタイプへの変更が行われています。たとえば、ブラジルはプレハブ工法を用いた「タイプX」に変更し、スロベニアなどは他の建物を間借りする「タイプC」に変更しています。また、メキシコは財政事情により参加自体を取りやめました。
  • 提出期限と手続き
    万博協会はタイプAに関して10月中旬までに建設や外装を終えるよう求めていますが、12日時点で基本計画書を提出している施設は約40施設のみで、残りは提出されていない可能性があります。

この状況は、万博の準備が計画通りに進んでいないことを示しており、開催まで1年を切った段階での大きな課題となっています。参加国や建設事業者との交渉、建設の進捗をスムーズに進めるためには、さらなる調整と努力が必要とされています。

果たしてどうなってしまうのか?注目ですね。

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